ギターの速弾き練習#2|右手のオルタネイトピッキングを安定させるコツ

アドリブレッスン

はじめに|速弾きは左手だけでなく右手のピッキングが重要

ギターで速弾きの練習をしていると、

「左手は動くのに、右手のピッキングが追いつかない」
「音がバラバラになる」
「ピックが弦に引っかかってテンポを上げられない」

と感じることはありませんか?
実際のレッスンでも、速弾きがうまくいかない原因を見てみると、
左手よりも右手のピッキングに問題があるケースがあります。

速弾きでは左手の運指も大切ですが、右手のピッキングが安定していないと、テンポを上げたときに音が崩れやすくなります。

この記事では、速弾きに必要な右手の使い方、ピックの角度、弦への当て方、オルタネイトピッキングの基本練習を解説します。

「もっと基礎から学びたい」方はこちらの記事をチェック



ピッキングフォームは、自分では力みや角度のクセに気づきにくい部分です。

横山貢介ギター教室では、速弾きやオルタネイトピッキングの練習も、一人ひとりのフォームに合わせて丁寧に確認しています。

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速弾きで右手が追いつかない主な原因

速弾きで右手が追いつかない場合、単純に「練習量が足りない」だけではありません。
ピックの当て方や右手の過剰な力みが原因で、テンポを上げたときに弾きにくくなっていることがあります。

特に多いのは、次のような状態です。

  • ピックを弦に深く当てすぎている
  • 右手の振り幅が大きい
  • ピックを強く握りすぎている
  • 左手と右手のタイミングが合っていない

速弾きでは、右手にもある程度の力は必要です。
ただし、必要以上に力が入ると手首や指が固まり、フォームが崩れやすくなります。

大切なのは、力を完全に抜くことではなく、ピックを安定して支えながら、弦に引っかかりにくいフォームを作ることです。

ピックの角度と当て方を見直そう

速弾きでピックが弦に引っかかる場合は、まずピックの角度と当て方を見直してみましょう。

ピックを弦に対してまっすぐ当てすぎると、弦の抵抗を受けやすくなります。
その状態でテンポを上げると、右手が止まりやすくなり、オルタネイトピッキングも不安定になります。

速く弾くためには、力で押し切るのではなく、ピックが弦をスムーズに通過する状態を作ることが大切です。

ピックを少し斜めに当てる

ピックを弦に対して少し斜めに当てると、弦への抵抗を減らしやすくなります。

特に速いフレーズでは、ピックが弦に引っかかるだけで右手の動きが止まりやすくなります。
そのため、ピックの角度を少しつけて、弦をなでるように通過させる意識を持つと弾きやすくなります。

ただし、角度をつけすぎると音が細くなったり、ピッキングのニュアンスが弱くなったりすることがあります。

音の太さを残しながら、弦に引っかかりにくい角度を探すのがポイントです。

ピックを深く当てすぎない

ピックを弦に深く当てすぎると、1音ごとに大きな抵抗を受けます。

ゆっくり弾くときは問題なくても、テンポが上がるとピックが引っかかり、右手の動きが不安定になりやすいです。

速弾きでは、ピックの先端を使って浅めに弾く意識を持つと、オルタネイトピッキングがスムーズになります。

ただし、浅く当てすぎると音量が小さくなったり、音が弱くなったりします。

大切なのは、音がしっかり鳴る範囲で、できるだけ弦への抵抗を少なくすることです。

右手の力みを減らすコツ

速弾きでは、右手にまったく力を入れないわけではありません。
ピックを安定して持つためには、ある程度の支える力が必要です。

ただし、必要以上に力が入ると、手首や指が固まり、フォームが崩れやすくなります。
その結果、ピッキングの振り幅が大きくなったり、ダウンとアップのバランスが崩れたりします。

ピックは強く握り込むのではなく、落とさない範囲で安定して支える意識で持ちましょう。

速弾きで大切なのは、力を抜ききることではなく、必要な力だけを使い、ピックが弦に引っかかりにくい状態を作ることです。

右手の力加減やピックの角度は、文章だけでは判断しにくい部分です。

横山貢介ギター教室では、実際の演奏を見ながら、ピッキングの力みやフォームの崩れを確認しています。

速弾きやオルタネイトピッキングで悩んでいる方は、無料体験レッスンでお気軽にご相談ください。

オルタネイトピッキングを安定させる基本練習

ピックの角度や力加減を確認したら、次はオルタネイトピッキングの練習に進みましょう。

最初から速く弾こうとする必要はありません。
まずはゆっくりしたテンポで、ダウンピッキングとアップピッキングの音量やタイミングをそろえることが大切です。

速弾きの練習では、スピードよりも先に音の粒をそろえることを意識しましょう。

今回はこちらの記事でお話した3ノートパーストリングスを元に解説いたします。

練習1|1音だけで右手の動きを確認する

まずは左手を大きく動かさず、1音だけを使って右手の動きを確認します。

同じ音をダウン・アップ・ダウン・アップと交互に弾き、ピックが弦に引っかからないかをチェックしましょう。

このとき、右手の振り幅が大きくなりすぎないように注意します。

速く弾く前に、小さな動きで安定して弾けるかを確認することが大切です。

練習2|1弦上で右手と左手を合わせる

次に、1本の弦の上で左手も使って練習します。

例えば、1弦上で数フレットを順番に押さえながら、オルタネイトピッキングで弾いてみましょう。

この練習では、左手の速さよりも、右手のダウンとアップが均等に鳴っているかを確認します。

音量やリズムがバラつく場合は、テンポを落として練習しましょう。

練習3|弦移動を入れて練習する

1本の弦で安定してきたら、次は2本以上の弦を使って練習します。

弦を移動すると、ピックが引っかかりやすくなったり、右手の動きが大きくなったりしやすいです。

最初は1弦と2弦など、近い弦を使ってゆっくり練習しましょう。

弦移動が入っても、右手の振り幅をできるだけ小さく保つことがポイントです。

速く弾く前に確認したいポイント

速弾きの練習では、すぐにテンポを上げたくなりますが、フォームが崩れたまま速く弾いても安定しにくくなります。

テンポを上げる前に、まずは次のポイントを確認しましょう。

– 音の粒がそろっているか
– ピックが弦に引っかかっていないか
– 右手の振り幅が大きくなりすぎていないか
– 右手と左手のタイミングが合っているか
– 力みすぎてフォームが崩れていないか

これらが安定してから、少しずつテンポを上げていくのがおすすめです。

速く弾けるテンポを増やすよりも、まずは崩れずに弾けるテンポを作ることを意識しましょう。

まとめ|速弾きは小さく、軽く、安定したピッキングから

右手のピッキングは、自分では原因に気づきにくい部分です。

「速く弾くと音がバラバラになる」
「ピックが弦に引っかかる」
「オルタネイトピッキングが安定しない」

このような悩みがある方は、一度フォームを確認してみるのがおすすめです。

横山貢介ギター教室では、横浜・白楽・長津田・オンラインで、初心者から経験者まで一人ひとりに合わせたギターレッスンを行っています。

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