はじめに|音楽理論は難しく考えなくて大丈夫
「音楽理論は難しそうで嫌だ」
「専門用語が多くて、自分にはまだ早い気がする」
ギター初心者の方の中には、このように感じている方も多いと思います。
たしかに、音楽理論には難しい内容もあります。
私自身も、最初は難しさやハードルの高さを感じていた時期があります。
ですが、初心者の段階でテンション、モード、代理コードなどを最初から覚える必要はありません。
まず知っておきたいのは、もっとシンプルです。
それは、
「コードの見方」
「ドレミの場所」
「響き方の違い」
です。
この3つが少し分かるだけでも、ギターの見え方はかなり変わってきます。
この記事では、ギター初心者の方がまず知っておきたい“必要な分だけ”の音楽理論を整理していきます。
横山貢介ギター教室では、初心者の方にも分かりやすい順番で、コード・ドレミ・音楽理論の基礎をレッスンしています。
横浜・長津田・オンラインでギターを基礎から学びたい方は、ぜひ無料体験レッスンをご活用ください。
初心者に必要な理論は「コードの見方」「ドレミ」「響き方」
音楽理論というと、難しい言葉をたくさん覚える勉強のように感じるかもしれません。
ですが、初心者の方は最初から難しい理論を覚えなくて大丈夫です。
まずは、コード名の見方を少し知ること。
ギター上のドレミの場所を少し覚えること。
そして、コードごとの響き方を感じられるようになること。
このくらいで十分です。
コードの見方が分かると、コードをただの指の形ではなく、少し仕組みとして理解しやすくなります。
ドレミの場所が分かると、簡単なメロディや単音フレーズが弾きやすくなります。
響き方の違いが分かると、曲の雰囲気も感じ取りやすくなります。
コード名は「ルート音」と「響き方」で考える
コードネームを見ると、難しそうに感じることがあるかもしれません。
ですが、基本的にはコード名には
「中心になる音」と「コードの響き方」
が書かれています。
たとえば、Fmというコードなら、Fがルート音で、mはマイナーという意味です。
つまりFmは、
「Fを中心にした、少し暗い響きのコード」
と考えることができます。
最初からすべてのコードネームを覚える必要はありません。
まずは、コード名を見たときに
「中心になる音はどれか」
「明るい響きか、暗い響きか」
を少し意識するだけで大丈夫です。

ルート音はコードの中心になる音
ルート音とは、そのコードの中心になる音のことです。
CコードならC、GコードならG、FmコードならFがルート音になります。
最初は、コード名の最初に書かれているアルファベットが、そのコードの中心になる音だと考えると分かりやすいです。
コードの種類は響き方を表している
コードには、それぞれ響き方の違いがあります。
たとえば、メジャーコードは明るい響き。
マイナーコードは少し暗い響きに感じることが多いです。
G7やFmaj7のようなコードもありますが、初心者の段階では細かく覚えすぎなくて大丈夫です。
まずは、コードには
「中心になる音」と「響き方の種類」がある
くらいに考えてみましょう。
Fコードを横に動かすと他のコードになる
Fコードは、ギター初心者にとって難しいコードの代表のように感じるかもしれません。
ですが、Fコードはただの難しいコードではありません。
コードの仕組みを理解する入口にもなるコードです。
Fコードは開放弦を含まないので横に動かしやすい
Fコードは、開放弦を含まないコードです。
そのため、同じ形のまま横に動かすことができます。
これが、バレーコードの大きな特徴です。
Fコードを2フレット動かすとGコードになる
たとえば、Fコードの形をそのまま2フレット分横に動かすと、Gコードになります。
同じ押さえ方でも、どの場所で押さえるかによってコード名が変わります。
このときに大切になるのが、先ほど出てきたルート音です。


ルート音とコードの形で覚える量を減らせる
Fコードの形とルート音の関係が分かると、コードを1つずつ丸暗記しなくても、形を動かして他のコードに応用できます。
つまり、
「ルート音」+「コードの形」
で考えることで、効率よくコードを覚えられるようになります。
これも音楽理論の強みです。
理論は難しい知識を増やすためだけのものではありません。
覚える量を減らし、ギターを分かりやすくするためにも役立ちます。
マイナー系や5弦ルートも同じ考え方で応用できる
この考え方は、メジャーコードだけではありません。
マイナーコードの形も、同じように横に動かして使うことができます。
また、6弦をルートにする形だけでなく、5弦をルートにするコードフォームでも同じ考え方が使えます。
最初からすべて覚える必要はありません。
まずは、コードは形とルート音をセットで見ると応用しやすくなる、ということを知っておくだけで十分です。
Fコードの押さえ方や、バレーコードへの応用について詳しく知りたい方はこちらからチェック
5弦・6弦のドレミが分かるとルート音が見えやすくなる
Fコードのようなバレーコードを理解するときに役立つのが、5弦・6弦の音です。
特に5弦と6弦のドレミが少し分かると、コードのルート音を探しやすくなります。
すべての弦の音を一気に覚える必要はありません。
まずは5弦と6弦の音を少しずつ覚えるだけでも、コードの見え方は変わってきます。
また、5弦・6弦でドレミを横に追えるようになると、音と音の距離も少し見えやすくなります。
この考え方は、後からスケールやコードの仕組みを理解するときにも役立ちます。
初心者の段階では、難しく考えなくて大丈夫です。
まずは「5弦・6弦の音が分かると、ルート音を探しやすくなる」と覚えておきましょう。

「コードの仕組みやドレミの場所を、自分だけで整理するのが難しい」と感じる方は、レッスンで一緒に確認していくのもおすすめです。
横山貢介ギター教室では、初心者の方にも分かりやすく、実際の演奏と結びつけながら音楽理論をレッスンしています。
開放弦を使ったドレミは単音フレーズの入口になる
コードだけでなく、単音フレーズを弾くためにもドレミは大切です。
初心者の方が最初に覚えたいのは、開放弦を使ったドレミです。
開放弦とは、左手で弦を押さえずに鳴らす音のことです。
開放弦を使ったドレミは、無理に指を大きく動かさなくても弾きやすく、単音フレーズの入口としておすすめです。
最初から指板全体の音を覚えようとしなくて大丈夫です。
まずは、低いドから高いドまでをゆっくり弾けるようにしましょう。
ドレミが弾けるようになると、簡単なメロディやイントロにも挑戦しやすくなります。

コードの響き方を知ると曲の雰囲気が分かりやすい
コードには、それぞれ響き方の違いがあります。
たとえば、メジャーコードは明るい響き。
マイナーコードは少し暗い響きに感じることが多いです。
最初は、難しい理論として覚える必要はありません。
曲を弾きながら、
「このコードは明るく聞こえる」
「ここは少し切ない雰囲気に変わった」
と感じるだけでも十分です。
コードの響き方が少し分かると、曲の雰囲気や流れも理解しやすくなります。
なぜコードの響き方は変わるのか?
たとえば、
FとFmはどちらもFを中心にしたコードです。
ですが、Fは明るい響き、Fmは少し暗い響きに感じます。
これは、コードの中に入っている音の距離が少し違うからです。
Fは「ファ・ラ・ド」、Fmは「ファ・ラ♭・ド」のように、真ん中の音が少し変わることで響き方が変わります。
この音と音の距離の考え方を、音楽理論では「度数」といいます。
ただし、初心者の段階で度数を細かく覚える必要はありません。
まずは、同じFを中心にしたコードでも、音の組み合わせが少し変わるだけで響き方が変わる、ということを知っておけば十分です。

難しい理論は必要になってからで大丈夫
音楽理論には、テンション、モード、代理コードなど、難しい内容もあります。
もちろん、こういった知識は将来的に役立つ場面もあります。
特にジャズやアドリブを深く学んでいくと、必要になることもあります。
ですが、ギター初心者の段階で最初からすべて覚える必要はありません。
まずは、
・コード名の見方
・コードの響き方
・Fコードの横移動
・5弦、6弦の音
・開放弦を使ったドレミ
このあたりからで十分です。
難しい理論を先に詰め込むよりも、今弾いている曲の中で必要なことを少しずつ理解していきましょう。
その方が、自然にギターの仕組みが身につきやすくなります。
基礎が分かるとジャズ・ブルース・アドリブにもつながる
コード名の見方やルート音、ドレミの場所、響き方が分かってくると、将来的にジャズやブルース、アドリブにもつながっていきます。
アドリブを弾くときも、ただ好きな音を並べるだけではなく、
「今どのコードが鳴っているのか」
「どの音に戻ると落ち着くのか」
を考えることが大切になります。
その土台になるのが、初心者のうちに学ぶコードやドレミの理解です。
もちろん、最初から難しいジャズ理論を覚える必要はありません。
基礎を順番に積み重ねていけば、ブルースやジャズ、セッションでのアドリブにも少しずつ挑戦しやすくなります。
横山貢介ギター教室では、初心者の方にも分かりやすい順番で、演奏と理論を結びつけながらレッスンしています。
将来的にジャズやアドリブにも挑戦したい方も、まずは必要な基礎から始めていきましょう。
まとめ|まずはコードの見方・ドレミ・響き方から始めよう
音楽理論というと、難しい専門知識をたくさん覚えるものだと思われがちです。
ですが、ギター初心者の方が最初に知っておきたいことは、それほど多くありません。
まずは、コード名の見方。
Fコードのようなコードフォームの考え方。
5弦・6弦の音。
開放弦を使ったドレミ。
そして、コードの響き方。
このあたりを少しずつ覚えていけば大丈夫です。
音楽理論は、ギターを難しくするものではありません。
むしろ、コードやドレミを効率よく理解するために役立つものです。
その小さな理解が、将来的にブルースやジャズ、アドリブにもつながっていきます。
横山貢介ギター教室では、初心者の方にも分かりやすい順番で、ギターの基礎から音楽理論までレッスンしています。
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