
「ハーモニックマイナーという名前は聞いたことがあるけれど、
どこで使えばいいのかわからない」

「ポジションは覚えたけれど、アドリブになるとうまく使えない」

「まずは難しく考えなくて大丈夫です。
ハーモニックマイナーは、どのコードで使うのか・どの音へ解決するのかをセットで覚えると、アドリブでも使いやすくなります。」
ハーモニックマイナースケールは、特にマイナーキーのコード進行やアドリブで活躍するスケールです。
この記事では、ハーモニックマイナースケールの仕組みから、ギターでのポジション、コード進行での使い方、アドリブへの活かし方まで順番に解説します。
「スケールは覚えたけれど、実際の曲になるとうまく使えない」という方は、
横山貢介ギター教室のレッスンでも、コード進行に合わせたスケールの使い方を基礎から練習できます。
横浜・長津田・オンラインで教室をお探しの方は、ぜひ一度体験レッスンをお試しください。
ハーモニックマイナースケールとは?ナチュラルマイナーとの違い
ハーモニックマイナースケールは、ナチュラルマイナースケールの7度を半音上げたスケールです。
Aナチュラルマイナーの場合は、
A・B・C・D・E・F・G
となります。
以前紹介した記事はこちら
Aハーモニックマイナーでは、7度のGを半音上げて、
A・B・C・D・E・F・G#
となります。
このスケールから作られるダイアトニックコードは以下の様になります。

ギターでハーモニックマイナーのポジションを覚えよう

ハーモニックマイナーも、新しくポジションを全部覚える必要がありますか?

最初から全部覚える必要はありません。
ハーモニックマイナースケールは、ナチュラルマイナースケールの7度を半音上げたスケールです。
そのため、すでにナチュラルマイナーのポジションを覚えている場合は、7度の音がどこにあるのかを確認するところから始めれば十分です。
ギター指板上のポジション

ギターでは、普段使っているAナチュラルマイナーのポジションから、Gの音だけを1フレット上げてG#にしてみましょう。
最初は指板全体を覚えるよりも、
普段使っている1つのポジションの中でG#の位置を確認するのがおすすめです。
ハーモニックマイナーはどんなコード進行で使う?
ハーモニックマイナーの代表的な使い方は、V7→Im7のコード進行です。
Aマイナーキーなら、
E7 → Am7
という進行になります。
V7→Im7で使うのが基本
E7の上では、G#を含むAハーモニックマイナースケールを使うことができます。
一方、Am7に入ったら、A・C・E・Gなどのコードトーンへ解決すると自然です。
まずは、
E7ではハーモニックマイナー
→ Am7ではコードトーンへ解決
という流れを覚えておきましょう。
ハーモニックマイナーに限らず、スケールは形を覚えただけではアドリブで使えるようになりません。
実際のコード進行に合わせて、
どのタイミングで使うのか
どの音を狙うのか
どこへ解決するのか
を練習することが大切です。
横山貢介ギター教室では、横浜・長津田・オンラインで
コードやスケールの知識を実際の曲やアドリブに結びつけながらレッスンしています。
「理論は少し分かるけれど、演奏になるとうまく使えない」という方もお気軽にご相談ください。
ハーモニックマイナーをアドリブで使ってみよう
最初はマイナー251のコード進行で試してみましょう。
Key=Amですと
Bm7-5→E7→Am7になります。
このE7の時にAハーモニックマイナーを使ってみましょう。

ハーモニックマイナーで上手くアドリブができないときは?

ハーモニックマイナーを覚えたけど上手くアドリブで使えません。
何が原因なのでしょうか?

スケールを覚えた後によくある悩みですね!
その場合は最初に以下の2点を考えてみましょう!
コードトーンを意識して弾いてみる
アドリブでは、スケールの音を自由に弾くだけでなく、今鳴っているコードの構成音(コードトーン)を意識することが大切です。
例えば、
E7 → Am7
という進行なら、E7では
E・G#・B・D
Am7では
A・C・E・G
がコードトーンになります。
コードが変わるタイミングで、次のコードの構成音へ着地することを意識すると、コード進行に沿ったフレーズに聞こえやすくなります。
特にE7からAm7では、
G# → A
のように半音で解決する動きを使うと、ハーモニックマイナーらしい緊張感と解決感を出しやすくなります。
最初は多くの音を使おうとせず、どのコードトーンに着地するかを意識して練習してみましょう。
気になる方はこちらの記事もチェック!
スケールをそのままなぞらない
ハーモニックマイナーのポジションを覚えると、ついスケールを上から下、下から上へ順番に弾いてしまいがちです。
もちろん、ポジションを覚えるための練習としてスケールを上下することは大切です。
しかし、アドリブでも同じように弾いてしまうと、フレーズというよりスケール練習のように聞こえやすくなります。
スケールは、あくまでアドリブで使える「音の材料」です。
実際にアドリブするときは、
短いフレーズを弾く
リズムを変える
音を飛ばしてみる
少し間を空ける
覚えたフレーズを少し変えて使ってみる
といった工夫を加えてみましょう。
例えばE7の上でも、Aハーモニックマイナーを最初から最後まで弾く必要はありません。
まずは2〜4音程度の短いフレーズを作り、次のAm7へつながるように弾くだけでも、スケールを上下するだけの演奏から抜け出しやすくなります。
また、覚えたフレーズは実際のバッキングトラックや曲の中で何度も使ってみることが大切です。
詳しくはこちらの記事もご覧ください。
まとめ|ハーモニックマイナーをギターで実践しよう
ハーモニックマイナースケールは、ナチュラルマイナーの7度を半音上げたスケールです。
Aハーモニックマイナーなら、
A・B・C・D・E・F・G#
となります。
ギターで練習するときは、
V7でハーモニックマイナーを使う
コードトーンを意識して解決する
スケールをそのまま上下するだけにしない
この3つを意識してみましょう。
ハーモニックマイナーに限らず、スケールは「形を覚えること」よりも、コード進行の中でどう使うかを理解することが大切です。

ポジションを覚えるだけじゃなくて、コードに合わせて使うことが大切なんですね。

その通りです。最初から難しいフレーズを弾く必要はありません。まずはE7でハーモニックマイナーを使って、Am7のコードトーンへ解決するところから練習してみましょう。
「スケールは覚えたけれど、アドリブになるとうまく使えない」
「コード進行に合わせてフレーズを作れるようになりたい」
という方は、実際の曲やバッキングに合わせて練習すると理解しやすくなります。
横山貢介ギター教室では、横浜・長津田・オンラインで、一人ひとりのレベルに合わせてコード・スケール・アドリブを基礎からレッスンしています。
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