ギターでセッションに参加したい初心者へ|おすすめ曲・マナー・準備を解説

セッション完全ガイド ギター機材レビュー

「ジャズセッションに行ってみたいけれど、何を準備すればよいか分からない」

「ギターで参加しても大丈夫なのか不安」

「どんな曲を覚えておけばよいのか知りたい」

「セッションの流れやマナーが分からなくて怖い」

このように感じていませんか?

ブルースやジャズを練習している方にとって、セッションは大きな目標のひとつです。

人と一緒に演奏できるようになると、普段の練習にも目的が生まれますし、アドリブやバッキングの必要性もはっきりしてきます。

ただ、初めてセッションに参加する時は不安があって当然です。

曲を知らないことだけでなく、

  • いつ演奏すればよいのか
  • どこでソロを弾けばよいのか
  • どんな曲を選べばよいのか
  • 周りの人に迷惑をかけないか
  • チューニングや音量はどうすればよいのか
  • 初心者が行ってもよいのか

など、気になることはたくさんあると思います。

この記事では、ギターでジャズセッションに参加してみたい初心者の方に向けて、セッションの基本的な流れ、参加前の準備、最低限のマナー、初心者でも取り組みやすいおすすめ曲を紹介します。

横山貢介ギター教室では、通常レッスンだけでなく、セッションイベントやセミナーも行っています。

「いきなりお店のセッションに行くのは不安」という方も、まずはレッスンや教室イベントで流れを確認しながら準備できます。

横浜・長津田・オンラインで、セッションやアドリブに挑戦してみたい方は、ぜひ参考にしてください。


セッションとは?

ジャズセッションとは、その場に集まった演奏者同士で曲を決め、テーマ、伴奏、アドリブソロなどを回しながら演奏する場です。

ライブのように事前に細かくリハーサルをするというより、共通で知られている曲やコード進行をもとに、その場で演奏を組み立てていきます。

ジャズセッションでは、一般的に次のような流れで演奏されることが多いです。

  1. 曲を決める
  2. キーやテンポを確認する
  3. テーマを演奏する
  4. 各楽器がアドリブソロを回す
  5. 伴奏やバッキングをする
  6. 最後にテーマへ戻って終わる

もちろん、会場やホストによって進行は多少変わります。

ですが、基本的には「曲のテーマを弾く」「コード進行に沿って伴奏する」「順番が来たらソロを弾く」という流れです。

ギターの場合は、メロディを弾くこともあれば、コード伴奏をすることもあります。

ソロを弾く場面もありますが、最初から完璧なアドリブができる必要はありません。

まずは、曲のテーマやコード進行、簡単なバッキングから参加することもできます。


セッション初心者は不安で当然

初めてセッションへ行く時に緊張するのは普通です。

特にギター初心者や、ジャズを始めたばかりの方は、

  • 曲を覚えきれていない
  • アドリブができない
  • コード進行を見てもすぐ弾けない
  • 周りのレベルが高そうで怖い
  • 失敗したらどうしよう

と感じることが多いと思います。

しかし、セッションは「完璧に弾ける人だけが行く場所」ではありません。

もちろん最低限の準備やマナーは必要ですが、経験を積むことで少しずつ慣れていく場所でもあります。

最初は演奏に参加しなくても、見学だけでも勉強になります。

実際に人がどのように曲を決め、どのようにソロを回し、どのように終わっているのかを見るだけでも、かなり雰囲気が分かります。

「まだ弾けないから行けない」と思い続けるよりも、まずはセッションの流れを知ることが大切です。


ギターでセッションに参加する前に準備したいこと

ギターでセッションに参加する前には、いくつか準備しておきたいことがあります。

難しい理論を完璧に覚える必要はありませんが、最低限の準備をしておくと安心して参加しやすくなります。


1. 定番曲を2〜3曲だけ準備する

最初から何十曲も覚える必要はありません。

まずは、セッションでよく演奏される曲を2〜3曲選びましょう。

大切なのは、曲数を増やすことよりも、1曲をしっかり把握することです。

1曲に対して、次の内容を確認しておくと安心です。

  • テーマのメロディ
  • コード進行
  • 曲の構成
  • キー
  • イントロやエンディングの雰囲気
  • 自分ができる伴奏パターン
  • 簡単なソロのアイデア

ギターの場合、テーマを弾けなくても、まずはコード進行に合わせてバッキングできるだけでも参加の幅が広がります。


2. テーマとコード進行を確認する

ジャズセッションでは、テーマとコード進行がとても大切です。

テーマとは、その曲のメロディです。

最初と最後にテーマを演奏し、その間にアドリブソロを回すことが多いです。

ギターで参加する場合は、テーマを弾けるとかなり安心です。

ただし、最初から難しいメロディを完璧に弾く必要はありません。

まずは、

  • メロディの大まかな流れ
  • 最初の入り方
  • 最後の終わり方
  • コード進行の区切り

を確認しましょう。

コード進行は、譜面を見ながらでも構いません。

ただし、どこがAメロで、どこがBメロなのか、何小節で1コーラスなのかは把握しておくと良いです。


3. バッキングだけでも参加できるようにする

セッションでは、ソロを弾くことだけが参加ではありません。

ギターは伴奏楽器でもあるため、バッキングがとても重要です。

初心者の方は、まずコード進行に合わせてシンプルに伴奏できるようにしておきましょう。

最初は難しいテンションコードをたくさん使う必要はありません。

  • ルートを確認する
  • 3度と7度を押さえる
  • シンプルな4分音符で刻む
  • 音数を減らして弾く
  • 他の楽器をよく聴く

これだけでも十分に練習になります。

ギターは音数を増やしすぎると、ピアノやベースとぶつかることもあります。

最初は「たくさん弾く」よりも、「周りを聴きながら必要な場所で弾く」ことを意識しましょう。

まずはこれらをマスターしましょう!!


4. アドリブは短いフレーズからでOK

セッションというと、長いアドリブソロを弾かなければいけないと思う方も多いです。

しかし、初心者の方は短いフレーズから始めて大丈夫です。

たとえば、ブルースやファンク、R&B系の曲であれば、ペンタトニックを使った短いフレーズでも十分に音楽になります。

ジャズスタンダードでも、最初はコードトーンやスケールを少しずつ使いながら、短いフレーズを作るところから始めましょう。

大切なのは、音数を増やすことではありません。

  • 休符を入れる
  • 同じフレーズを少し変える
  • リズムを変える
  • コードトーンへ着地する
  • 他の楽器の音を聴く

こうしたことを意識するだけでも、アドリブらしくなります。

初心者の方は下記のブルースの練習から取り組むのをおすすめします!

ブルースアドリブ!!『ペンタトニックでのフレーズの作り方』
ブルースレッスン1

ブルースアドリブを音楽的なものに!?『モチーフ展開』
ブルースレッスン2

セッション参加時の基本マナー

セッションでは、演奏力だけでなく、周りの人と気持ちよく演奏するためのマナーも大切です。

初心者の方は、難しいルールをすべて覚える必要はありません。

まずは、以下の基本を押さえておきましょう。


1. 参加する意思表示をする

セッションに参加したい場合は、会場に着いたらホストや受付の方に参加希望であることを伝えます。

場所によっては、名前や担当楽器を紙に書く場合もあります。

これをしないと、見学だけだと思われて、いつまでも名前を呼ばれないことがあります。

初めての場合は、

初めて参加します。ギターです。よろしくお願いします。

と伝えれば大丈夫です。

分からないことがあれば、ホストに確認しましょう。


2. 待っている間にチューニングを済ませる

ステージに上がってからチューニングを始めると、他の演奏者やお客さんを待たせてしまいます。

順番を待っている間に、できるだけチューニングを済ませておきましょう。

もちろん、ステージ上で最終確認をすることはあります。

ただし、演奏直前に長時間チューニングするのは避けた方が良いです。

チューナーは必ず持っていきましょう。


3. 名前を呼ばれたらすぐ準備する

セッションでは、ホストが順番に参加者の名前を呼びます。

名前を呼ばれたら、すぐにステージへ向かえるようにしておきましょう。

ギター、シールド、ピック、チューナーなどは、すぐ取り出せるようにしておくと安心です。

呼ばれてから楽器をケースから出したり、シールドを探したりすると、演奏の流れが止まってしまいます。


4. シールドや機材は必要最小限にする

ギターでセッションに参加する場合、機材はできるだけシンプルにしましょう。

特に初心者の方は、エフェクターをたくさん持っていくよりも、ギター、シールド、チューナー程度で十分なことも多いです。

会場にアンプが用意されている場合は、そのアンプを使わせてもらうことが多いです。

エフェクターを使う場合も、セッティングに時間がかかりすぎないように注意しましょう。


5. 選曲は周りと相談する

自分が演奏したい曲を選ぶことも大切ですが、セッションでは他の演奏者が知っている曲を選ぶことも大切です。

もし自分が上級者で、周りがその曲を知らなさそうな場合は、別の曲を選んだ方がスムーズです。

初めてのセッションでは、なるべく定番曲を選ぶのがおすすめです。

曲を選ぶ時は、

この曲できますか?
キーは〇〇で大丈夫ですか?

と確認しましょう。

無理に難しい曲を選ぶよりも、全員が安心して演奏できる曲を選ぶ方が、結果的に良いセッションになります。


6. 演奏が終わったら共演者に挨拶する

演奏が終わったら、ホストや共演者に軽く挨拶をしましょう。

「ありがとうございました」と一言伝えるだけでも、雰囲気は良くなります。

セッションは、音楽の場であると同時に、人とのコミュニケーションの場でもあります。

一緒に演奏した人と少し話すことで、次回以降も参加しやすくなります。


7. 音量は控えめから始める

ギターはアンプを使うため、音量が大きくなりすぎることがあります。

特にセッションでは、ベース、ピアノ、ドラム、管楽器、ボーカルなど、さまざまな楽器と一緒に演奏します。

最初は控えめな音量から始め、必要に応じて少しずつ調整しましょう。

自分の音だけを大きく聴かせるのではなく、全体のバランスを意識することが大切です。


初心者でも参加しやすいおすすめセッション曲

ここからは、ギター初心者やセッション初心者でも取り組みやすい曲を紹介します。

最初は、コード進行がシンプルで、ペンタトニックや基本的なスケールを使いやすい曲から始めるのがおすすめです。


FUNK・R&B系のおすすめ曲

FUNKやR&B系の曲は、ペンタトニックを使いやすいものが多く、ギター初心者にも取り組みやすいです。

ジャズセッションよりもリズムのノリが大切になるため、アドリブだけでなく、バッキングの練習にもなります。


Feel Like Makin’ Love

Feel Like Makin’ Loveは、R&Bやソウル系のセッションでも取り上げられることがある曲です。

初心者の方は、まずペンタトニックを使ったシンプルなフレーズから始めると良いです。

コード進行に合わせて難しいスケールを切り替えようとするよりも、曲の雰囲気に合う短いフレーズを作ることを意識しましょう。

ギターでは、音数を少なくして、リズムや音の伸ばし方に注意すると曲に馴染みやすくなります。


Sunny

Sunnyは、ファンク、ソウル、ジャズ系のセッションでも演奏されることがある定番曲です。

マイナーキーの雰囲気があり、マイナーペンタトニックを使ったフレーズが作りやすい曲です。

転調するバージョンもありますが、初心者の方はまず基本のキーで練習しましょう。

短いフレーズを繰り返しながら、リズムを変えたり、音域を変えたりする練習にも向いています。


Isn’t She Lovely

Isn’t She Lovelyは、スティーヴィー・ワンダーの名曲で、セッションでも人気があります。

明るい雰囲気で、ギターのバッキング練習にも向いています。

初心者の方は、まずコード進行に合わせてシンプルな伴奏を練習しましょう。

ソロでは、ペンタトニックやメジャースケールを使って、メロディックに弾くことを意識すると良いです。

リズムのノリが重要な曲なので、クリックやドラムループに合わせて練習するのもおすすめです。


ジャズ系のおすすめ曲

ジャズ系の曲は、FUNKやR&Bよりもコード進行が複雑になることがあります。

ただし、最初から難しい曲を選ぶ必要はありません。

まずはセッションでよく演奏される定番曲の中から、取り組みやすいものを選びましょう。


Fly Me to the Moon

Fly Me to the Moonは、ジャズ初心者にも人気のあるスタンダード曲です。

4ビートやボサノバなど、さまざまなリズムで演奏されることがあります。

コード進行には、II-V-Iの動きが含まれているため、ジャズの基本練習にもなります。

ギター初心者は、まずテーマのメロディとコード進行を確認しましょう。

ソロでは、最初から難しいフレーズを弾こうとせず、コードトーンやスケールを使った短いフレーズから始めるのがおすすめです。


Autumn Leaves

Autumn Leaves、いわゆる「枯葉」は、ジャズセッションでよく演奏される定番曲です。

メジャーとマイナーのII-V-Iが出てくるため、ジャズのコード進行を学ぶうえでも非常に良い練習曲です。

最初はテーマを覚え、コード進行に合わせてシンプルなバッキングを練習しましょう。

ソロでは、スケールを上下するだけでなく、コードトーンへ着地する練習も大切です。


Now’s the Time

Now’s the Timeは、ブルース進行をもとにしたジャズスタンダードです。

ブルースを練習している方にとって、ジャズセッションへの入り口として取り組みやすい曲です。

最初はブルースで使ってきたペンタトニックやブルースフレーズを使いながら演奏できます。

慣れてきたら、II-Vやコードトーンを意識すると、よりジャズらしい響きになります。


最初は見学だけでも大丈夫

セッションに興味があっても、いきなり演奏に参加するのは不安かもしれません。

その場合は、まず見学だけでも大丈夫です。

見学するだけでも、

  • どんな流れで曲が進むのか
  • どのようにソロを回すのか
  • ホストがどのように進行するのか
  • ギターの人がどんな役割をしているのか
  • どんな曲が演奏されているのか

を知ることができます。

実際の雰囲気を知っておくと、次に参加する時の不安がかなり減ります。

教室のセッションイベントやセミナーであれば、通常のライブハウスのセッションよりも質問しやすく、準備もしやすいです。


横山貢介ギター教室のセッションイベントについて

横山貢介ギター教室では、通常レッスンだけでなく、セッションイベントやセミナーも開催しています。

参加者は、日頃の練習に目標ができ、課題も見つかりやすくなります。

また、人と一緒に演奏することで、自宅練習だけでは分かりにくいことにも気づけます。

たとえば、

  • リズムが安定しているか
  • 音量のバランスが取れているか
  • 伴奏で周りを聴けているか
  • ソロの入り方や終わり方が分かるか
  • 曲の構成を見失わないか

といったことは、実際に人と合わせることで見えてきます。

セッションは、ただ楽しいだけでなく、練習効率を上げる場にもなります。

初めての方は、いきなり外部のセッションへ行く前に、教室イベントやレッスン内で流れを確認するのもおすすめです。


セッションに向けてレッスンでできること

横山貢介ギター教室では、横浜・長津田・オンラインで、セッションに向けたギターレッスンも行っています。

レッスンでは、

  • セッションで演奏しやすい曲選び
  • テーマの練習
  • コード進行の確認
  • ギターのバッキング
  • ペンタトニックを使ったアドリブ
  • コードトーンを使ったフレーズ作り
  • II-V-Iの練習
  • ソロの入り方と終わり方
  • セッションの流れやマナー

などを、一人ひとりのレベルに合わせて整理していきます。

「セッションに行ってみたいけれど、まだ自信がない」

「何の曲を準備すればよいか分からない」

「アドリブになると手が止まってしまう」

という方も、現在の状況に合わせて準備できます。


セッション初心者で不安な方へ

セッションに参加するために、最初から完璧な演奏力は必要ありません。

ただし、何も準備せずに参加すると不安が大きくなりやすいです。

まずは、

  • 参加しやすい曲を選ぶ
  • テーマを覚える
  • コード進行を確認する
  • シンプルなバッキングを練習する
  • 短いアドリブフレーズを準備する
  • 基本的なマナーを知る

ところから始めてみましょう。

少し準備するだけでも、セッションへの不安はかなり減ります。

横山貢介ギター教室では、セッション初心者の方にも分かりやすく、曲の準備や演奏の流れをサポートしています。

横浜・長津田・オンラインで、ギターでセッションに挑戦してみたい方は、ぜひ一度体験レッスンをご利用ください。

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まとめ|セッションは準備すれば怖くない

今回は、ギターでジャズセッションに参加してみたい初心者の方に向けて、基本的な流れ、参加マナー、おすすめ曲を紹介しました。

セッション初心者の方は、まず次のことを準備してみましょう。

  • 定番曲を2〜3曲選ぶ
  • テーマとコード進行を確認する
  • シンプルなバッキングを練習する
  • 短いアドリブフレーズを用意する
  • チューニングや音量などのマナーを守る
  • 最初は見学だけでも参加してみる

FUNK・R&B系では、Feel Like Makin’ Love、Sunny、Isn’t She Lovely。

ジャズ系では、Fly Me to the Moon、Autumn Leaves、Now’s the Timeなどが、初心者にも取り組みやすい曲です。

セッションは、最初は緊張するものです。

しかし、曲の準備と基本的な流れを知っておくだけで、不安は大きく減ります。

まずは1曲からで大丈夫です。

ギターで人と一緒に演奏する楽しさを、少しずつ体験していきましょう。

横浜・長津田・オンラインでセッションやアドリブを学びたい方は、横山貢介ギター教室の無料体験レッスンをご利用ください。

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