ギターを続けていると、ある程度までは順調に上達していたのに、
「アドリブを弾くと、いつも似たようなフレーズになってしまう」
「ペンタトニックスケールは覚えたけれど、演奏に変化が出ない」
「コードトーンやスケールも勉強したのに、なぜか自分の演奏が面白く感じられない」
という時期が来ることがあります。
これは初心者の頃とは違った、中級者・上級者ならではの悩みです。
実際にギターレッスンをしていても、技術そのものは十分あるのに、
「何を弾いても同じように聞こえる」
という相談は少なくありません。
しかし、これは新しいスケールや難しいフレーズを増やすだけでは、なかなか解決しません。
大切なのは、すでに持っている技術の使い方を変えることです。
今回は、ギターアドリブがワンパターンになってしまう代表的な原因と、マンネリから抜け出すための4つの考え方を解説します。
ギターアドリブがワンパターンになる4つの原因
アドリブが似た演奏になってしまう場合、主に次の4つを確認してみてください。
- リズムが一定
- スペースがない
- 音域がいつも同じ
- フレーズ同士の対比が少ない
スケールやコードトーンの知識が増えても、この4つが変わらなければ、演奏全体の印象は意外と変わりません。
ここから一つずつ見ていきましょう。
ギターアドリブがワンパターンと感じたら?マンネリを打破する4つのポイント
1. リズムが一定になっていないか
アドリブで非常に大切なのがリズムです。
たとえば8分音符や16分音符を中心に、最初から最後まで同じような細かさで弾き続けると、使っている音を変えても演奏が似て聞こえやすくなります。
ギターアドリブというと、
「どの音を弾くか」
に意識が向きやすいのですが、実際には
「いつ音を出すか」
も非常に重要です。
改善方法
同じスケールを使ったままで構いません。
まずは意識的に、
- 8分音符
- 16分音符
- 3連符
- ロングトーン
- 短いフレーズ
を混ぜてみてください。
たとえば、細かいフレーズを弾いたあとに1音を長く伸ばすだけでも、演奏にはかなり大きな変化が生まれます。
新しい音を覚える前に、今知っている音を違うリズムで演奏する。
これだけでもアドリブの印象は変わってきます。
2. 音を弾きすぎてスペースがなくなっていないか
アドリブに慣れてくると、
「何か弾かなければ」
という意識が強くなり、音を詰め込みすぎることがあります。
しかし、音楽では休符も演奏の一部です。
常に音を出し続けると、どれだけ良いフレーズを弾いていても、一つ一つのフレーズが目立たなくなってしまいます。
改善方法
思い切って休む時間を作ってみましょう。
たとえば、
1フレーズ弾いたら少し休む
というルールを作るだけでも効果があります。
最初は休むことに不安を感じるかもしれません。
ですがスペースを作ることで、次に弾くフレーズがより印象的に聞こえます。
会話でも、ずっと話し続けるより「間」がある方が言葉が伝わることがあります。
アドリブも同じです。
ブルースの練習がおすすめです!
3. いつも同じ音域・ポジションで弾いていないか
ギターでは、一つ得意なポジションができると、そこだけでアドリブしてしまいがちです。
特にペンタトニックスケールの場合、
「このポジションなら安心して弾ける」
という場所ができると、無意識にそこへ戻ってしまいます。
するとフレーズそのものを変えていても、音域が似ているため、演奏全体が似た印象になります。
改善方法
まずは無理に指板全体を覚える必要はありません。
同じフレーズを、
- 低い音域
- 中音域
- 高い音域
で弾き分けてみましょう。
同じようなフレーズでも、音域が変わるだけで印象はかなり変わります。
また、いつものポジションから数フレットだけ移動してみるのも良い練習です。
「新しいスケールを覚える」より、「知っているスケールを広い範囲で使う」
ことを意識すると、指板上の自由度も上がっていきます。
4. フレーズ同士の対比を作る
アドリブがワンパターンに聞こえる大きな原因の一つが、フレーズ同士に対比がないことです。
たとえば、
短いフレーズ → 短いフレーズ → 短いフレーズ
と続けるよりも、
長いフレーズ → 短いフレーズ
と変化をつける。
あるいは、
低い音域 → 高い音域
と変化させる。
このように違う性格のフレーズを交互に使うと、演奏にストーリーが生まれてきます。
対比の例
アドリブでは、たとえば次のような対比が使えます。
- 長いフレーズと短いフレーズ
- 細かいフレーズとロングトーン
- 低音域と高音域
- 強く弾く音と弱く弾く音
- ペンタトニック中心のフレーズとコードトーン中心のフレーズ
- 音数の多い部分と少ない部分
重要なのは、
「もっと難しいことを弾く」ことではなく「違いを作る」ことです。
スケールを増やすだけではアドリブのマンネリは解決しない
ここは非常に大切なところです。
アドリブがワンパターンになったとき、
「新しいスケールを覚えれば解決するのでは?」
と考える方は多いと思います。
もちろん、新しいスケールやコードトーンを覚えることも大切です。
しかし、
リズム、スペース、音域、フレーズの組み立て方が同じままだと、新しいスケールを覚えても演奏は意外と変わりません。
たとえばペンタトニックスケールしか使っていなくても、
- リズム
- 音域
- 強弱
- 休符
- フレーズの長さ
を変えるだけで、かなり多くの表現ができます。
逆に10種類のスケールを知っていても、毎回同じリズム、同じ音域、同じ弾き方なら、似た演奏になってしまいます。
中級者以降は「何を弾くか」から「どう弾くか」へ
ギター初心者の頃は、
「コードを押さえられるようになる」
「スケールを覚える」
「曲を最後まで弾く」
といった、分かりやすい目標があります。
ところが中級者になると、ある程度のことは弾けるようになります。
そこで次に必要になるのが、
音楽としてどう演奏するか
という視点です。
同じ5音のペンタトニックスケールでも、演奏する人によってまったく違って聞こえます。
その違いを作るのが、
リズム、音色、間、強弱、フレーズの構成、コードへの反応などです。
ここからが、ギターの面白いところでもあります。
「弾けるのに面白くない」は次の段階へ進むサイン
ある程度ギターが弾けるようになった方ほど、
「昔ほど上達している感じがしない」
という時期があります。
初心者の頃は、昨日できなかったコードが今日弾けるだけでも成長を感じられます。
しかし中級者以降になると、そのような分かりやすい変化は少なくなります。
だからこそ、
「自分はもう伸びないのでは?」
と感じることがあります。
ですが実際には、ここから必要なのは技術を増やすことだけではありません。
今持っている技術を音楽として組み立てる練習が重要になります。
横山貢介ギター教室では中級者・上級者のレッスンにも対応しています
当教室では初心者の方だけでなく、
- アドリブをもっと自由に弾きたい
- ジャズを本格的に学びたい
- セッションに参加できるようになりたい
- いつも同じフレーズになるのを改善したい
- コードや理論を実際の演奏につなげたい
- 独学で伸び悩んでいる
といった中級者・上級者の方にもレッスンを行っています。
レッスンでは新しい知識を増やすだけではなく、現在の演奏を確認しながら、
「今何を直せば演奏が一段良くなるのか」
を一緒に整理していきます。
同じレベルの方でも必要な練習は人によって違います。
そのため、現在のレベル・目標・好きな音楽に合わせて内容をご提案しています。
長くギターを楽しみながら上達するために
ギターは、ある程度弾けるようになってからの方が奥深くなります。
アドリブ、ジャズ、ブルース、コードワーク、リズム、音作り、セッションなど、学べることはいくらでもあります。
実際に当教室には、長期間レッスンを続けながら演奏を楽しまれている方もいらっしゃいます。
「最近、自分の演奏がワンパターンに感じる」
という方は、上達が止まったのではなく、
次に何を練習すれば良いのかが分かりにくくなっているだけ
かもしれません。
一度、自分の演奏を客観的に整理してみることをおすすめします。
まずは無料体験レッスンで現在の演奏を確認できます
横山貢介ギター教室では、初心者から経験者まで体験レッスンを行っています。
経験者の方は、現在取り組んでいる曲やアドリブ、悩んでいる演奏についてご相談ください。
「何を練習したら良いのかわからない」
「アドリブがいつも同じになる」
「セッションでもっと自由に演奏したい」
といった内容でも大丈夫です。
現在の演奏を確認しながら、今後の練習方法をご提案します。
横浜・長津田・オンラインで受講できます。
まとめ|アドリブのマンネリは「音を増やす」だけでは解決しない
ギターアドリブがワンパターンになってきたら、まず確認したいのは次の4つです。
- リズムが一定になっていないか
- 音を弾きすぎていないか
- 同じ音域ばかり使っていないか
- フレーズ同士に対比があるか
新しいスケールを覚える前に、今すでに持っている材料の使い方を変えてみてください。
それだけでも演奏は大きく変わります。
そして自分では原因が分からない場合は、第三者に演奏を聞いてもらうことも非常に有効です。
独学で伸び悩んでいる方
ジャズやブルースを弾けるようになりたい方へ
横浜・長津田・オンラインで
ギターの個人レッスンを行っています。
当教室の生徒さんは
30代〜60代の趣味ギタリストが中心です。
こんな方が通っています
-
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-
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-
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